塗装ブース空調用全熱交換器による

摘要

1980年代にこのような事態に着目したドイツのKraftanlagen社は、塗装スプレーの際のペイント微粒子が排気中に含まれ後流に設置される熱回収装置まで飛来して附着しても熱回収を損なわず、安定した省エネ効果を発揮する全熱交換器『ロトサーム』を開発しヨーロッパの代表的な自動車メーカーに採用されてきた。鵬㈱はこの技術を導入し、1990年代初頭より日本の自動車メーカーにも御採用頂いている。 『ロトサーム』の技術を継承し発展させた『ソルサーム』全熱交換器を含め、200台近くになる。 昨今の地球温暖化対策としてのCO{sub}2排出削減の為の有力な切り札として『ソルサーム』全熱交換器による貢献を期待している。