SARプローブ較正のための液剤中アンテナの絶対利得測定における系統的不確かさ評価

摘要

3GHz以下の周波数におけるSAR測定用プローブの較正は導波管を用いる場合が多い．しかしながら，3GH乞以上の周波数では，プローブ径が導波管開口部に対して無視できなくなり，較正精度が悪化する懸念がある．このため，これに代わる校正絵として，これまでに遠方界において基準アンテナが液剤中で生成する電界の大きさとプローブの出力電圧を関連させた校正法が提案されている．この校正法では，アンテナの絶対利得を測定する必要があり，その不確かざの系統的な評価の実施が必須となる．本報告では，液剤申における絶対利得拙走の系統的な不確かさについて評価を行った．