EM不断水工法の紹介とその施工例：＜水道水止めずにバルブを設置「エスゲート」＞

摘要

不断水工法は、既設管を断水することなく分岐管を取り出したり、既設管にバルブを設置する工法である。 国内の水道では1950年代より採用されている。不断水工法の普及により、断水して本管を切断し工事を行うことがなくなり、工費の節減及び工期の短縮が可能となった。 不断水工法には、既設管に連絡用割丁字管を取り付けて管を分岐する不断水分岐工法と、既設管の任意の箇所に仕切弁や栓を取り付ける不断水バルブ設置工法とがある。 また、これら以外にも、近年水道管の維持管理を図るために様々な不断水工事の技術が開発されている。 今回、当社が開発したEM不断水工法「エスゲート」の概要について紹介する。