日本ミシュランタイヤ·利益も再発掘するリグルーブ

摘要

日本ミシュランタイヤが提唱する“ミシュラン3R”。1本のロングライフタイヤを、リグルーブ（溝再生）、さらにリトレッド（タイヤ再生）することで長期間使用し、ランニングコストの大幅削減を図るというアイディアだ。同社では、そのメリットについて『タイヤライフ215％延長·トータルコスト170％削減』と大きな自信を示しているが、それほどの効果が実際に上がるのか、その事例に触れる機会がないのも確か。そこで、ミシュラン3Rの提唱がはじまった2009年から間もなく、その全面導入を進めてきた広島の輸送企業「藤伸」へのプレス合同取材会が行われたのである。