光磁気記録磁界変調用磁性薄膜マイクロコイル

摘要

光磁気記録技術は数100Gb/in~2の高記録密度化を計れる可能性かあり、その為には、405nmレーザー光の使用、高NA値0.85（NUMERICAL APERTURE:レンズの開口数）を用いた2重対物レンズ方式（1）の採用、更にLP-MFM(laser pumped- magnetic field modulation)記録（2）とドメイン拡張読み出し方法（MAMMOS(Magnetic AMplifying Magneto-Optical System))（3）（4）等の採用が必要で、検討が続けられている（5）。 このような高密度のデータ記録を達成する為、MOドライブは、数100Mb/sの高速記録と高速読み取りが必須で、数10から数100MHzの高周波帯で駆動する磁界変調用コイルが必要とされ、これまでは空心コイルが使用されている。