三菱レイヨン、中間連結営業利益21.9％増～通期業績予想を上方修正

摘要

三菱レイヨンの2005年9月中間連結決算は繊維事業を除く事業が収益を拡大したほか、原料価格の高騰による減益要因を製品価格への転嫁やコストダウン努力で吸収し、営業利益は前年同期比21.9％増加した。 これを受けて通期業績予想を上方修正した。 連結営業利益への原燃料価格高騰の影響は68億円、このほか為替要因による2億円の減益要因があったが、製品価格への転嫁で71億円増、コストダウン効果で21億円増、販売数量拡大で10億円増を確保して減益要因を吸収した。