日本ゼオン、4－6月期連結営業利益22％増～高機能樹脂など寄与

摘要

日本ゼオンの2005年4－6月期連結決算は石化原料価格高騰や欧州向け合成香料販売減少などが響いたものの、高機能樹脂増販や合成ゴム値上げなどが寄与し、営業利益は54億円と前年同期比22.2％増加した。 営業外で為替差損益改善もあり、経常利益は58億円と22.4％の増益。 特別損失として減損損失2億円、英国子会社での退職給付費用4億円などを計上したものの、日本での退職給付費用がなくなり、純利益は27億円と16.3％の増益となった。 売上高は624億円と14.2％増加した。