三井化学、韓国でバイオ法アクリルアマイド設備の立ち上げ順調

摘要

三井化学が昨年、韓国の子会社、龍山三井化学で建設したバイオ法製造技術による低コストのAAM（アクリルアマイド）設備（年産5，000トン）が順調に立ち上がった。 これにより、中核事業のAAMのアジア展開を進めるなかで、重要な技術基盤を実証した。 韓国ではAAM需要が廃水処理などに使われる高分子凝集剤向けを中心に拡大しているうえ、今年上期中に中国への輸出を開始することで、新設備の早期フル稼働を見込んでいる。