東レ、水処理事業で2015年営業益100億円目指す～システム事業拡大

摘要

東レは水処理事業で2015年度に売上高1,000億円（2008年度予想470億円）、営業利益100億円の達成を目指す。 RO（逆浸透）膜など水処理膜全5種類を自社技術でラインナップしている強みを生かし、特に下水や海水など多くの水源と用途に適した「統合的膜処理システム（IMS：Integrated Membrane System）」向けの販売を増やして事業拡大につなげたい考え。 需要の中心地である中東や北アフリカ、今後大幅な市場成長が確実視される中国などで営業活動を一層強化する。 19日のIR説明会で日覚昭廣副社長（水処理環境事業本部長）らが今後の事業戦略について語った。