BTX、合計内需は増加傾向維持へ～誘導品設備増強が寄与

摘要

2008年のベンゼン、トルエン、キシレン（BTX）合計内需は増加傾向を維持する公算が大きい。 それぞれ誘導品の設備増強·需要拡大が背景にある。 日本芳香族工業会が昨年12月末に発表したBTXの2008年需要見通し（2007年10月までの実績統計をベースに算出）によると、BTX合計内需は2007年実績見込み比7％増の1,231万7,000トンと2年連続で増加し、2005年に記録した過去最高（1,157万9,000トン）を上回る見通しとなった。