次世代配合設計データベース:「MDSS」でデータの一元管理を実現

摘要

これまで職人色の強かったゴムの配合分野でも，後継者の育成や原材料高によるコスト削減の観点から，データの効率的な管理·共有化が急がれている。これらの問題をリーズナブルに解決するソフトが，日本システム開発（本社：東京都稲城市　亀井政之社長）が展開する「MDSS（Mixture Design Support System）」だ。「MDSS」は「原料」「プロセス」「工程」「評価」データを一元管理できる次世代配合設計データベースで，ゴム関連企業のニーズに応える形で誕生したもの。2008年から展開し，既に国内大手タイヤメーカーや工業用ゴム部品メーカーなどで採用実績がある。ゴム業界で注目が高まっている「MDSS」について紹介する。