IT時代への積極的取り組みなど3方針を提案

摘要

近畿外壁仕上業協同組合（高妻忠信理事長）は、1月23日午後5時より、大阪市の「ホテル日航大阪」にて『平成13年新年名刺交換会--2001年幕開けの集い』を開催した。 実松専務理事による開会の辞の後、主催者を代表し、高妻理事長が挨拶に立った。 席上同氏は「最近のマスコミ報道、また政·財·官および各界の方々の話を聞いても明るい未来を断言する人はいない。 特に我々が属する建設業界では、上場企業の株価が額面割れをしている企業も多し、かつてない厳しい状況にある。 我々は今こそ役員·組合が一体となり、知恵を出し合ってこれを乗り切っていかなければならない。 そのために私は次の3つの方針を掲げ、皆さんと相談しながむ実施していきたいと考えている.まず第一に地球環境の保護と座業廃棄物の処理問題.施工業者として有機溶剤や建設残材が環境汚染に繋がらないよう努力していきたい.次にIT（情報技術）革命に対する取組み。 需要拡大や企業経営の強力な武器となるよう、特に青年部を中心に真面目に取り組んでいきたい.第三に市場価格の適正化への努かごある。 ゼネコン各社は少ない物件に対し、激烈な営業競争を繰り広げている。そのしわ寄せを下請けである我々が被っている.適正工事には適正価格が不可欠であることを関係施工団体、メーカー、ディーラーの皆さんとともに協力し合い、取り組んでいく」と挨拶した.