鋼材価格等の高騰に業界拳げて対応--活路を!

摘要

日本体育床下地工業会(薮本太美夫会長)は7月8日、東京·新宿区の「ホテル·グランドヒル市ヶ谷」で第24回通常総会を開催した。 総会は、山口輝光事業委員長兼事務局統括による言葉で正午に開会。 冒頭、挨拶に立った薮本太美夫会長(永和床㈱代表取締役社長)は、「近年、わが国の社会環境は、想定外の事案や事故、事件が多発の傾向を辿り、世の中を震推させております。 これらに対し、その原因や再発防止に何が必要か、その施策を講じ徹底した行動が肝要であります。当工業会の現状は、何と言っても鋼製床下地材の原材料である鋼材価格の大幅な値上げにあり、極めて厳しい経営環境下に置かれています。 業界挙げて最大限の対応とその努力に傾注していかなければなりません。 また、社会への信頼、信用、法令遵守の徹底などの実施を遂行していきたいと存じます。 さらに、建築·建材や文教施設等の分野での責任と役割、貢献を果たすべく新たな活力ある創造を目指し、事業活動を展開して参ります。 会員各位のご支援とご協力をよろしくお願い鼓します」と述べた。