日本漆喰協会が化学物質放散の自主認定制度を制定

摘要

日本漆喰協会（田中誠二部会長）では4月1日より、会員各社が生産する漆喰製品を対象とした「化学物質放散自主認定制度」を制定、スタートさせた。 これまで、近年問題となっているシックハウスやシックスクールなどの室内空気環境汚染に対し、漆喰が安全で規制対象外となっているにもかかわらず、「F☆☆☆☆」のマークを製品につけていないがための漆喰に対する消費者サイドの誤解があった。 そこで同認定制度の制定は、漆喰に対する一層の正しい理解を求め安全性を明確にし、漆喰のさらなる品質向上および適正化により普及促進を図り、業界の発展および国民の健全な生活への貢献を目的としている。