建設リサイクル法の基本方針を策定

摘要

5月1日からの施行が予定されている建設リサイクル法（建設工事にかかわる資材の再資源化等に関する法律）について、環境省·国土交通省·厚生労働省·経済産業省の関係省庁は、12月27日付でその基本方針を策定した。 ここでは、建設資材の廃棄物·リサイクル対策についての流れが明記されると共に、建材メーカー、設計者、発注者、元請業者、工事業者、廃棄物処理業者、国、地方公共団体などの関係者の役割分担と連携の在り方が明確化。 さらに、りサイクルに関する具体的な目標値が掲げられ、特定建設資材（コンクリート塊、建設発生木材、アスファルト·コンクリート塊）については、2010年度までにリサイクル率95％を目指し、国の直轄事業においては2005年度までに最終処分量ゼロを目指すことになった.