「西松式リユース鉄骨工法（N-RUSS工法）」の開発--解体·再利用を考えた有期限鉄骨工法の実験的を検討

摘要

近年においては、情報の高度利用化、ニーズの多様化に対応すべく、仮設シアターやショッピングセンター、テナント商業ビルなどのなかには、当初から使用期間を短く限定した鉄骨建築物が建設されている。 このような建築物は、使用期限が過ぎると、解体·廃棄されてしまうが、近年の産業廃棄物関連の問題ともなっている。 これらの目的を持った建築物では、実際には、一般の建築物のような構造·耐力上のスペックは必要としない。 すなわち、その要求される使用期間、機能、性能等に応じて、コストを含めて再利用を考慮した最適な技術·工法が求められています。