「帝京大学林学校新校舎」建設進む--「校舎棟」「体育館棟」で構成--リズミカルな大屋根が連続し、山々の連なりに呼応

摘要

モダンなデザインを採用した「帝京大学小学校新校舎」の建設が進んでいる。新校舎は、周囲の山々の連なりと呼応したリズミカルな大屋根が連続する特徴的な建物で、周辺環境と調和した学校となっている。建設地は東京都多摩市和田。帝京大学八王子キャンパス北端と百草団地南端、多摩市竜ケ峰小学校跡地に位置し、多摩丘陵の山々に囲まれた自然豊かな場所に計画されている。建物は校舎棟、体育館棟で構成し、2棟の間にエキスパンションジョイントを設けている。校舎棟は地上3階、体育館棟は地上2階で、延床面積は計約7，800m~2。高さは13．94m。構造は校舎棟がRC造、SRC造、S造で、最上階柱と屋根架構にS造を採用、体育館棟はすべてS造となっている。2棟とも建物外周の軒先部に500mmピッチで鉄骨リブを配置している。今年2月から旧校舎の解体工事に着手し、同5月に新校舎の建設工事に着工、来年2月に完成する予定。