「新宿センタービル制震バリューアップ工事」施工/大成建設が国内初となる既存超高層ビルの長周期·長時間地震対策工事を一般公開

摘要

大成建設は1月15日、現在進めている「新宿センタービル制震バリューアップ工事」を一般公開した。本工事は、既存の建物を使用しながら所定の階（15～39階）に制振装置（T-Respo 12台/各階）を付加することにより耐震性能をアップし、大地震後もビルの事業存続を可能とする建物のバリュー工事。同社が保有する制震化構法「T-Respo構法」を適用することで、建物の垣間変形角を耐震性のクライテリアである1/100以下に抑え、揺れ時間を短くすることができる。あらかじめ対策工事を実施することにより、被害額の低減が図れる。