「東京国際空港D滑走路建設外工事」鋼製ジヤケツト向け鋼材50万t、今秋から工事本格化

摘要

「東京国際空港D滑走路建設外工事」の鋼製ジャケット製作が、今秋以降から本格化する公算が強まってきた。 鋼製ジャケット製作工事は鋼材約50万トンが使用される見込みで、超大型プロジェクトとして関係者の期待もひときわ大きい。 関係各社の技術、設備能力の対応も活発になっており鶉今後の工事進展に注目が集まっている。 「東京国際空港D滑走路建設外工事」は、現在の羽田空港沖合に4本日の滑走路を建設するもので、埋立て部、桟橋部、連絡誘導路部で構成。 工事は鹿島·大林·五洋·佐伯·清水·新日鉄·JFEェンジ·大成·東亜·西松·前田·三菱重エ·みらい·若築JVが昨年3月に5985億円（消費税込み）で落札した。 現在、実施設計が進められているが、使用鋼材量は「桟橋部、連絡誘導路部で約50万t。 厚板が大半を占め、柱20万t、梁16万t、合成床版5万t、その他10万t」（関係者）の規模。