新東名高速道路青木川橋工事大口径深礎杭施工の振動低減発破工法

摘要

新東名高速道路青木川橋工事は、新東名豊田東ジャンクションから東京方面に約7．5kmの愛知県岡崎市米河内町に位置する延長660mの上·下部一体の橋梁工事である（図－1）。技術提案、設計·施工一括発注方式（デザインビルド方式）及び総合評価落札方式として発注された中日本高速道路株式会社初の試行工事である。（仮称）青木川橋の橋梁形式は、上下線一体断面の6径聞達続ラーメン波形鋼板ウェブ1室箱桁橋である。デザインビルドのコンセプトを生かし、クライミングフォームによる橋脚の施工をはじめ、施工方法を意識した構造とするとともに、超大型移動作業車等、保有する施工技術を積極的に活用しコスト縮減を追求した合理的な設計が行われている。