愛媛大大学院での梅澤敏徳氏講演会から

摘要

愛媛大学大学院農学研究科紙産業特別コース主催の第一回技術情報講演会が四国中央市で開催された。丸紅紙パルプ販売社長の梅樺敏徳氏が『世界の紙パルプ情勢』と題し講演した。梅澤社長は1994年から2010年までの過去16年間の世界の紙パルプ関係の分析データを紹介した上で，20年後の予測をした。2030年世界の消費量は，紙が2010年比14％増の1億9，650万トン，板紙が81％増の4億303万トンの合計約6億トンで約1．5倍増となる。