東日本大震災の影響が続く中で石油製品の安定供給確保に総力を

摘要

年度初めの四月一日、石油各社で恒例の入社式が行われた。東日本大震災で拠点が被災し、復旧作業は道半ばの中で、二〇一一年度がスタートした。新入社員を前にした経営トップの訓示は、事業拠点が被災した地域の復興への強い期待を込めて、最大限支援することを共有し、石油製品の安定供給確保は社会的使命であることを強調。また、石油情勢を冷静に見極めることの必要性を示した。さらに、これを乗り越えるための積極的な姿勢を打ち出しており、期待する新人には既成概念にとらわれない勇気ある行動と自己研鑽と個性を求めている。石油各社経営トップの入社式での訓示（要旨）は次のとおり。