売上税棟223億円の工業ガスディーラー誕生

摘要

大陽日酸（松枝寛祐社長）の100％子会社であるサーンテック（大阪市、後藤文事社長）とニチゴー日興（大阪市、柴田芳久社長）は、来年1月1日の合併に向けて協議を開始した。サーンテックは西日本を中心に溶接機材の卸販売とシリンダー直販を行うガス洛材商社であり、ニチゴー日興は、アセチレンのメーカーポジション、LPガスに強みを持つシリンダー事業会社。両社の合併で、事業規模223億円（直近業績の単純合算）の工業ガスディーラーが誕生することとなる。大陽日酸では、エリアや事業内容が重なるグループ企業の整理統合を進めており、合併新社は成熟化が進むシリンダー溶接関連市場での業容拡大とスケールメリットによる効率的経営を目指す。