燃料油販売，2％減の1．8億kl2015年度経済·エネ需給見通し＝2014年12月 日本エネルギー経済研究所＝

摘要

日本エネルギー経済研究所は12月18日,マクロ経済の回復や原油価格下落を前提に，2015年度の一次エネルギー国内供給が増加に転じるものの，原子力再稼働に伴い石油と天然ガスは減少するとの見通しを発表した。化石燃料の輸入額は震災後最小の20兆円に縮小する。2014年度は増税，景気,天候影響等で大幅に落ち込んだが，2015年度は省エネの進展もあり，0．9％の小幅な伸びとなる。最終エネルギー消費も2014年度の減少のあと，2015年度は反転増加するが，震災前の水準には届かない。