回転加工による高生産型磁気スケールの開発（塑性加工によるひずみ誘起変態を利用した磁気記録の研究-1）

摘要

1）オーステナイト母那US304鋼Mo坤に回転加工による局部加工を施すことで，圧印加工法に比べより安定したセンサ波形が得うれた（最適加工件：目盛りピッチp＝2m，目盛り深さt=0.2mm，ローラ角度θ＝45）。 2）ロッド表面を軒削·滑化した場合でもセンサ出力は安定し，塑性加工による高生産型磁気スケールロッドの可能性を見出した。 なお本研究は「日本鉄鋼協会鉄鋼研究振興資金」の助成を得て行われた。 記して謝意を表する。