バイオハザード対策用クラスⅡキャビネット物理的封じ込め確認検査要綱（案）JACA No.48-2009

摘要

バイオハザード対策用クラスⅡキャビネット（以下、キャビネットという）は、使用者をバイオハザードから守る第1次障壁として使用する。従ってキャビネットの開発段階から、受渡検査の製造出荷段階、さらには現場での使用期間を通じて、その物理的封じ込め性能を一定基準以上に保つことがバイオハザード対策の成否を決定する。現在、キャビネットの規格適合性検査は、製造者責任のもと、出荷時の受渡検査にゆだねられている。しかしながら、各製造業者が供給するキャビネットの装置仕様を含めた性能を確保するには、第3者機関が一定基準で確認し、その認証を行うことが極めて重要である。