来期から耐圧·強度部品を量産へナノキヤトの量産体制を確立530トン機と250トン機に全面自動システム

摘要

東京理化工業所ほ前3月期で新体制への移行後初の最終利益段階での黒字を計上した。 収益体質確保をめざした一連の改革が着実にすすんでいるようだ。 ちなみに、2006年3月期の業績は、売上高86億8,200万円（前期比1.8％増）、営業利益1億4,400万円（前期2億9,000万円の損失）、経常利益1億3,200万円（同94.1％増）、当期純利益2億5,600万円（前期20億3,700万円の損失）だった。 今期は売上高90億円、経常利益3億円を見込んでいる。 東北理化。 現存するダイカスト専業メーカーの中では最古の歴史を誇る東京理化工業所の中核製造拠点。 昭和38年に白河工場としてスタートしたあと、昭和48年に東北理化に分離独立、平成11年には東京理化工業所福島工場に、そしてさらに一昨年には再び東北理化にと、二転三転の変遷をたどっている。