情報機器製品の前処理·塗料·塗装システム：レーザー加工塗料ハイウレックスP LP79－

摘要

最近の化学技術の発達は目を見張る物がある。 レーザー加工技術の目覚しい発展により、自動車や携帯電話等の各種プラスチックボタン等の加工が、容易に出来るようになった。 レーザー加工技術が開発される以前、はどのようにして加工されていたのであろうか？ 一般的には、予め切り抜き加工をすべき文字や記号を付着性の弱いインク等で印刷しておき、その上からトップコートを塗装、乾燥後、セロテープ等で付着性の弱い文字や記号の個所のみを剥離して加工していた。 剥離用のインクのバインダーにはプラスチックのマスキング等に使用されている、水溶性のポリビニールアルコール樹脂やプラスチックに付着性の弱い水系樹脂タイプのインクが使用されていた。又、最近ではレーザー加工性の極めて難しい文字や記号の切抜きには、UVの透明インキで印刷し、温風乾燥のみで、UV 照射を行わず、トップコートを塗装乾燥後、同様にセロテープ剥離試験で文字や記号のみを剥離した後、わずかに凝集剥離して残ったと思われるUVクリヤーをUV照射して乾燥させる工程で加工されている所もある。