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BWR炉心シュラウド等の応力腐食割れに係わる最近の研究動向:IV.維持基準対応策の現状

机译:与BWR芯套应力腐蚀开裂等相关的最新研究趋势:IV。维护标准对策的现状

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摘要

耐応力腐食割れ(SCC)材として開発された低炭素ステンレス鋼を採用したBWRの炉心シュラウドあるいは再循環系配管において顕在化したSCCについて,発生機構と対応策および今後の研究課題を,日本原子力学会材料部会が中心となって組織した「炉心シュラウド等材料問題検討会」で議論し,その検討結果をまとめた。 低炭素ステンレス鋼は,粒界型SCC (IGSCC)の発生抑制に顕著な効果を有するが,今回のSCCでは,まず粒内型SCC (TGSCC)が材料表面の加工硬化層から発生し,これが材料内部でIGSCCとして進展するという想定外の事象として発生,進展したものと考えられる。 低炭素ステンレス鋼のSCC発生,進展機構の解明には,まだ時間を要すると予想されるため,当面のSCC対策としても,各種の応力および環境の改善技術が重要となる。 時を同じくして,認可された維持基準のもと,シュラウド等圧カバウンダリー以外のひび割れについては,従来からの即補修,即交換といった対応のみでなく,ひび割れの存在を容認した運用も開始された。 維持基準への対応のためには,ひび割れの大きさの把握が必須で,非破壊検査の重要性が従来以上にクローズアップされている。 今後,新設されるプラントでは,溶接線に沿って,各種ピーニンク処理を施し,表面層の引張残留応力を圧縮残留応力に変える対策を施すことになっている。 わが国の原子力発電設備の技術基準は,設計建設時のみならず,供用開始後も維持すべき性能を規定したものである。 しかしながら,構造健全性に関する規定は,設計建設規格に対応したものであり,経年変化に伴いひび割れが生じた場合の進展等を評価するための規定は含まれていなかった。 したがって,ひび割れの評価を行うためには個別に手法の妥当性を示す必要があった。
机译:关于在BWR的芯套中明显出现的SCC或使用低碳不锈钢作为抗应力腐蚀裂纹(SCC)材料开发的再循环系统管道,讨论了其产生机理,对策和未来的研究问题。在材料小组委员会组织的“芯套等材料问题研究组”中进行了讨论,并总结了研究结果。低碳不锈钢在抑制晶界型SCC(IGSCC)的产生方面具有显着效果,但在该SCC中,首先从材料表面的加工硬化层中生成晶粒内SCC(TGSCC)。它很可能发生并作为IGSCC内部进行的意外事件进行。由于预计将需要一些时间来阐明SCC的产生机理和低碳不锈钢的发展,因此各种应力和环境改善技术目前作为SCC的对策很重要。同时,在经批准的维护标准下,对于除了罩等压边界之外的裂缝,不仅立即采取了常规措施,如立即维修和立即更换,而且还开始了允许存在裂缝的操作。 ..为了遵守维护标准,必须知道裂缝的大小,并且非破坏性检查的重要性已比以往更加突出。将来,新工厂将沿着焊接线进行各种钉扎处理,以采取措施将表面层的拉伸残余应力更改为压缩残余应力。日本的核发电设施的技术标准规定了不仅在设计和建造时还应该在服役后要保持的性能。但是,关于结构稳固性的规定符合设计和施工标准,并且不包括用于评估由于老化而产生裂缝时的进度的规定。因此,为了评估裂纹,有必要单独说明该方法的有效性。

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