ドイツ：エネルギーレポート：「未来形成可能なエネルギー供給のための持続可能なエネルギー政策（概要版）」

摘要

ドイツ連邦経済·科学技術省のエネルギーレポート『未来形成可能なエネルギー供給のための持続可能なエネルギー政策』は、1998年から2002年までの連邦政府のエネルギー政策の新機軸に関する情報を提供するものである。持続可能なエネルギーをどう確保し利用していけばよいのか、その方針にそって連邦政府がすでに決定している措置を説明する。 エネルギーの確保と利用は、気候政策上の目標をどう優先するかに左右されるが、本レポートでは、わが国でそのようなエネルギーが長期的にいかに開発可能なのかを示した。 それを明らかにするためのベースとして、2020年を基準年とする2つのシナリオを設定し、いずれも原子力発電の廃止を前提としてみた。