言語情報を利用したオンライン枠なし手書き日本語文認識

摘要

本報告では、単語情報と、これらが持つ品詞と単語の連接情報を剛、て得られる尤度に、文字切出しや文字識別の尤度を加味し、自由に書かれた日本語文の認識誤りを修正する方法を提案する。 自由に書かれた日本語文読取りの課題は、無作為に書かれた＿文字を如何に切出し、文字識別の誤りを如何に修正するかであるっ本方法の特徴は、ネットワーク表現した切出しハターン群から単語抽出を行なうことと、抽出単語間の品詞?単語表記の連接尤度、文字切出し尤度、文字識別尤度を用いて評価を行なうことである．?約10文字の日本語文437サンプ′レに対する実験の結果、文単位で10％から38％に、文字単位で72．2％から82．1％に、認識率が向上することを確認した.