コダツクチレナIa

摘要

コダックレチナⅠa（＃015）は戦後に設討された最初のレテナで、1951年4月から1955年1月までの間に13,700台が製造された。 蛇腹があるレテナは全部で23機種、合討1,761,500台が製造されているから、生産台数としては1％以下の少ない部類に入る。 同時期に作られた連動距離計付きのレチナⅡa（＃016）の生産台数が多かったので、カメラショ－ではレテナIaを見かけることはあまり多くない。 しかし珍品の部類ではないので価格は高くはない。レテナIaはレチナⅡaとともに、オリジナルレテナの角型ダイキヤストを受け継ぐ最後のカメラとなったが、時代を反映してレチナⅠ型にはない、つぎの改良がされている。