事例2 高強度プラスチックを採用したハイブリッドフランジリニアボールブッシュの開発－ヒーハイスト精工

摘要

ヒーハイスト精工の「ハイブリッドフランジリニアボールブッシュ」は，フランジ部に高強度プラスチックを採用し，従来の金属フランジタイプに比べ最大25%の軽量化を図った製品だ（写真1）。価格も最大40%低価格化して提供しており，民生用などで新しい需要を開拓している。同製品の開発を担当した福留弘大常務は，「軽量化して価格を抑えたことで，卓上型のパーソナル3Dプリンターなどに採用されるケースが増えている」と説明している。同製品の開発の経緯や成形法，採用例などについて以下で紹介する。