コンテクストアウェアアクセス制御方式のユビキタスサービスへの適用事例

摘要

アクセス側と被アクセス側に直接の信頼関係がなくても、利用者の状況情報等のコンテクストによりアクセス権限を動的に変化させることができるコンテクストアウェアアクセス制御方式を提案する．本方式の特徴は①匿名性確保、②コンテクスト変化に伴うアクセス権途中剥奪、③ストリーム方式コンテクスト証明であり、Anonymous Context Aware Access Control Architecture (ACA{sup2)と呼ぶ．今回の報告ではユビキタスサービスへ適用した場合の効果について事例を通じて解説する．