保守は献身と祈り：ターレット自動盤の修理記録メンテナンスは苦労がたえない

摘要

以前，テレビ放送でJRの保守保全作業について，解説されていたことがある。 具体的な内容については，記憶にないが，解説された保全担当者が，最後に「保守は献身と祈り」であると説明されていた言葉が，心に残ってメモ用紙に書き残した。献身とは，広辞林によると「自己の利害を顧りみないで力を尽くすこと」と説明されている。 祈りについては，その機能が完全に復元されて，安定し安全に作動できるように，祈りをささげるのであろう。それでも保守保全関係以外の事由で，脱線による人身事故が発生することもある。 すべての部門において，計画と実施にあたっては，「献身と祈り」は必要なのであろう。