日本型水稲精密農業（PF）実証試験－広域管理

摘要

21緊プロで開発した精密農業関連機器等を、農業現場にシステムとして導入し、適正施肥、収穫適期予測及び品質別乾燥調製など、適正な生産管理を行うことによって、低コストで環境保全を考慮した、高品質。 高付加価値米生産の可能性を検証する。 1）供試機械：21緊プロで開発した、作物生育情報測定装置（携帯式：以下「携帯式装置」、無人ヘリ搭載式：以下「無人ヘリ式装置」）、4、6条刈り穀物収穫情報測定装置付コンバイン（以下、　 収量コンバイン）、基肥用可変施肥機（6、8条側条施肥田植機）、追肥用可変施肥機（水田ビークル用粒状物散布機（作業幅7.5m））、乗用管理機搭載式散粒機（（作業幅10m）：以下、散粒機）を現地実証試験に供試するとともに、各種情報を地理情報システム（以下、GIS）と連動させて効率的に管理するための情報センターの開発に2004年度から着手し、改良を進めつつ試験を行った。