携帯電話機に対応した塗料設計の基本

摘要

Mg合金の携帯電話筐体（きょうたい）への適用は1995年から始まり，次第にその適用範囲を広げている。それ以前の携帯電話は，黒系色がほとんどであったのが時代と共にカラー化が進み,1998年からは，Mg合金筐体を採用したモデルもシルバー系がメイン色となった。 1999年からは大量生産に対応するため，塗装方法も現在行われているようなドラム回転式スピンドル塗装が始まり定着していった。 そして，数多くのカラーが展開されている。