不定形耐火物と粉体工学（その24）第4章粉体の流動応用編：不定形耐火物の施工前プロセス·各種ミキサーの比較（1）

摘要

不定形耐火物原料の多くは粉体の状態として取り扱われており，往々にして複数種類の粉体材料が混合して用いられている。 そして，この混合操作の良し憩しが製品となる耐火物の特性に種々の形で影響を及ぼすことになる。 　 このような粉体を混ぜ合わせる睨合機には様々な形式があり，粉体の特性や混合剤合，脱合目的等によって機種の選定がなされる。 粉体の混合においては，それぞれの粉体を分散させるだけでなく，均一化された状態で維持することが必要になる。 粉の側からみると，糾かい粉体ほど粒子の付着性や凝集性が強く，これらを分散させるためにより大きなエネルギーが必輩となる。 特に，混ぜ合わせる粉体の粒度が大きく輿なる場合，あるいは混ぜ合わせる材料の混合比が極端に興なる場合には分散と共に，偏析を防＿lLして混合した状態を維持する工夫が必要となる。