戦後の耐火物業界史第10国造塊用煉瓦

摘要

終戦後，耐火物で技術的に進展したものに歴史的な順に高炉用耐火煉瓦，塩基性煉瓦，造塊用煉瓦（矧こノズル，ストッパー煉瓦），不定形耐火物があります。 これらの耐火物は最初外国から製品輸入が行われました。 高炉用耐火煉瓦は昭和26～30年にかけて製品輸入され，その後，原料輸入により昭和30年代には国産化されました。 塩基性煉瓦は昭和26年頃製品輸入されましたが，技術輸入され，昭和30年には国産化されました。 しかし，道塊用煉瓦は昭和34年頃まで製品輸入さjt，耐火煉瓦として一番長く製品輸入されました。 製品輸入はノズル，ストッパーおよびスリープ煉瓦が行われました。 ソフト材質の考え方は戦前にはなかったもので耐火物技術の発展に大きな足跡を残しました。