繰り返し荷重によるマグネシア·スピネルれんがの疲労破壊

摘要

セメントロータリーキルンに一般的に使相されているマデネシアスピネルれんがはロータリーキルンのシェル応力の影響を受け易く。 機械的スポーリリング損傷を生じやすいことから。代表的なマグネシアースピネルれんがについて。 常温。 および熱閏における繰り返し荷重下での疲労破壊特性を評価した。その結私以卜の知見を得た。 （1）常温で荷重5サイクル負荷後に静弾性率は低卜傾向を示し,耐応力限界値は顕著な変化は認められな　 かった。 （2）熱問（at 1400℃）では，高純度の焼結マグネシア原料を適用した材質は荷荷重5サイクル後に静弾性率は顕著に高くなった。 比較的低純度の電融マグネシア原料を適用した材質札静弾性率。 耐応力限界値　 共に小さい。 （3）荷重5サイクルの外圧負荷はきれんが組織に影響を及ぼし，特に常温での静狩性事変化が大きくなる。（4）骨材マグネシア原料の純度差について,特に熟間　 での静弾性率や耐応力限界値に及ぼす影響が大きい。 （5）セメントロータリーキルンのシェル応力の影響による機械的スポーリング損傷を軽減す盲宅めには，　 静弾性率が小さく，耐応力限界値が大きく，かつ熟　 間での繰り返し荷重（応力）負荷に対する抵抗性の　 高い材質が最適と考えられる。