地質標本館だより No.75/第14回自分で作ろう!! 化石レパリカ

摘要

2005年3月26日土曜日，桜のつぼみ膨らむ朗らかな陽気の中，地質標本館の恒例イベント「自分で作ろう!!化石レプリカ」が開催されました。 このイベントは，地質標本館で一年に2回, 春と秋に普及活動の一環として催されています。 化石研究の現場で使うような本格的レプリカを無料で作製できる体験学習会です。 今回，化石レプリカを作るために用意された化石原標本は，古生代の三葉虫，中生代のアンモナイト,そして新生代第三紀の巻貝ビカリエラ及び"生きている化石"メタセコイアの4種類です。 幅広い時代の中からイベントの素材が選ばれましたが，化石の種類を見ても，節足動物（三葉虫）、軟体動物の頭足類（アンモナイト），巻貝（ビカリエラ），それに植物（メタセコイア）とバラエティーに富んでいました。 参加者にはこれらの中からレプリカ作製する化石を1つ選んでもらいました。