第48回大河内賞

摘要

自動車外板用鋼板の表面品質要求は厳しく、中でも自動検査が難しい「模様状欠陥」は、従来、専用ラインで目視検査で保証していたが、品質と製造コスト両立のため、オンライン自動検査技術の確立が望まれていた。 同研究開発では、「偏光」を利用した独自の表面検査装置「デルタアイ」を開発し、またその運用技術として、検出した欠陥部に製造下にて自動マーキングする技術を併せて確立した。 これにより「欠陥マーキングコイル出荷」が可能となり、最高級鋼板のひとってある自動車外板用鋼板について、世男初の製造即出荷＝製造ラインファイナル化を実現した。