ウィルス対策ソフト市場/液晶、携帯電話向けが伸びる

摘要

ウイルス対策ソフトとは、コンピュータウイルス（以下ウイルス）の感染を防ぐために導入するソフトウェアである。インターネットにおけるウイルスの脅威の増大から、市場は年々、大きく拡大している。 ワールドワイドにおけるウイルス対策ソフトの市場規模は、2004年において約42億USドルとなった。 2005年は対前年比16.7％増の49億USドルとなる見通しである。 コンピュータウィルスとは、広義ではコンピュータに被害をもたらす不正なプログラムの一種である。 経済産業省は、ウイルスとは次のような性質をひとつ以上有するものと定義している。