マルチメディア·キオスク端末市場

摘要

2002年度のキオスク端末市場は、台数ベースで23,895台と前年度比13.86％の減少となった。 これは市況ではなく、2001年度にファミリーレストランのガストにJCMが約12,000台ものテーブルトソプ端末を導入し、ほぼ全店に導入された反動によるものである。また2003年度は、台数ベースで18,637台と前年度比22.0％の減少となっている。 同年度はセルフプリント機の需要がピークを迎えたが、キオスク市場に大きな影響力を持つ、EC糸満未の需要が低調に終わったことが減少の要因と言えよう。 キオスク端末市場は、過去のJCMやコンビニエンスストアなど、EC系端末の需要動向により、大幅に上下動することが特徴となっている。同年度は新たなEC系端末の登場がなかったことが、下落の要因の一つであると考えられる。また、自治体·公共分野における需要が低調に推移したことも、大幅な出荷台数減少に繋がった。