IHクッキングヒーター/CO_2冷媒ヒートポンプ式給湯器市場①

摘要

家庭内消費エネルギーの電気および都市ガスのシェアをみると、別表のごとく厨房と給湯器では都市ガスが圧倒的に優位に立っている。 だが、電気陣営も省エネとエコロジヤーをテーマに、それらの分野に相次いで新商品を投入しつつある。 そして、消費者に強力に訴求して、徐々に支持を獲得し始めている。 対する都市ガス陣営は、厨房と給湯という"本城"に攻撃の火の手が上がり、危機感を強めている。 そのため、電気製品へ対抗する新商品を発表し、積極的に営業展開を始めた。 2001年を堺に、電気対都市ガスの異種エネルギー間競合が本格化し、新たな段階に入ったともいえよう。