ウルトラハイスループッげロテオームを日掛た次せ心耳イオチップ開発で放立創業

摘要

筆者はドイツを中心とする海外での研究活動で，タンパク質·ペプチドを中心とする生体機能と分子相互作用の研究に多くの実績を上げてきた．1990年，島津製作所に招聴され帰国．入社後，島津製作所バイオ部門の研究開発の長として，応用面に重点をおいた種々の機器，システムの開発を行った．その後筆者のライフワークの研究を更に進めるため，1996年に社内ベンチャー第1号となる島津総合科学研究所を設立し，NEDO産業技術応用研究開発プロジェクト（1998年度補正予算）の研究開発代表を務め，化合物ライブラリー構築を中心に研究開発を展開した．さらに2000年，筆者が提案したテーマが現文部科学省のミレニアムプロジェクト·革新的技術開発に採択され，三原久和氏（現東京工業大学教授）と共にデザイン標識ペプチドアレイによる次世代バイオチップの開発に着手した．