最近の家電製品等の包装⑧－包装の環境配慮と国際標準化活動

摘要

包装は、日本の容器包装リサイクル法をはじめ、EU各国、カナダ、韓国、台湾など、多くの国で包装と包装廃棄物の削減に向けた法規制が施行されており、現地で販売する製品に用いた包装材の使用量に応じ、回収とその処理に対する費用の支払いや、各種の表示が行われている。 しかし現在では、これら法規制に加え、包装の環境配慮に対するアセスメントも求められてきた。 本稿ではEUで行われている包装に対する環境配慮アセスメント標準と国際標準化に対する活動について紹介する。