燃焼および燃料関係

摘要

川崎重工業との共著でAachen Universityが，水素含有燃料のMicro mix燃焼に関する実験と数値解析の結果について（GT-94771）報告した。本分野に限って話をすれば，日本の発表件数は，昨年，一昨年の6件から本年はさらに減少している。来年こそ日本の技術力アピールの場とすべく，ドイツ，デュッセルドルフで開催予定の次回大会では報告数の増加を期待したい。それぞれの会場は，小さくとも80人程度収容可能で，燃焼関連のいずれのセッションでも，連日ほぼ満席となるほど盛況であった。質疑時間（約10分）も間がなく活発な議論が交わされた。