組合学校の販売事業コースの第10回開催を記念して

摘要

今回の販売事業コースの研修会は、第10回目を迎え大喜ばしいことです。最初に始まった時のことを思うと、10回という回数は考えられませんでした。平成16年度に組合学校の改革の検討がは じまり、学生が減少する中で、組合学校をい かに多くのJ Fグループ役職員に利用しても らうかが大きな課題でした。その検討の結果、 答申として出されたのがJ Fグループ役職員 を対象とした講座を行おうという計画でし た。その講座として、販売事業コース、購買 事業.指導事業.監查士養成コースが設定さ れたのですが、最も苦心したのが「販売事業 コース」でした。それは、漁協販売のノウハ ゥは漁協や浜にありますし、組合学校や全漁 連には前浜で魚市場をやるノウハウはなく、 販売事業コースの企画の相談はどうすべきか 苦慮しました。当時、全漁連がアンケート調 査した結果では、販売に関しては、マ一ケティ ング.魚価向上.直販対策.荷受の強化.商品 開発など、たくさんの要望があり、それをど のような講座にしたらよいのか、テーマゃ講 師はどのようにすべきかが大きな問題でした。