久米島漁業協同組合日本最大のクルマエビ養殖産地,久米島で：11の生産量を誇る。海洋深層水を取り揚げ-箱詰めに活用し品質向上を図つている。

摘要

冲緙県の代表的な養殖魚種と言えば、2004年以降生産額.、ゝ>生産量ともに全国1位を維持し続けているクルマエビだろう。クルマエビの養殖に適した亜熱帯気候であることや、輸送面での行政のバックァップなどもあり、クルマエビ養殖は県の離島産業としても確立しており、中でも最大生産量を誇るのが久米島だ。久米島は沖緦本島から西に約l00J離れた所にあり、人口 8CMOO人ほどが居住する、県内で5番目に大きい有人離島だ。日本最大の海洋深層水取水設備が稼働している久米島では、海洋深層水を利用した産業が主要産業になっており、クルマエビ養殖においても、その低水温性と清浄性が種苗生産現場や出荷作業などに活用されている。特に種苗生産現場では、水温の関係でこれまで不可能だつた周年の種苗供給が可能となり、その結果、久米島におけるクルマェビ養殖の生産期間を広げることにつながった。